『フィギュアスケートの魔力』
梅田香子・今川知子:共著
出版社: 文藝春秋 〔文春新書 413〕
分類:新書(ノンフィクション//観戦ガイド)
発売日: 2004年11月20日
新書: 260ページ
商品の寸法: 17.2 x 10.8 x 1.6 cm
定価:750円(税別)
2004年の秋に刊行されたフィギュアスケート観戦ガイド、スポーツノンフィクション。
2006年トリノオリンピックを控えて、当時の注目選手や、過去の名選手について紹介する。
また、日本やアメリカのフィギュアスケート選手育成環境についても触れる。
著者の梅田香子(うめだ・きょうこ)さんはアメリカ・シカゴ在住のスポーツライター。当時、小学生の娘さんがアメリカでフィギュアスケートを習っていた。
今川知子さんはもとプロフィギュアスケーターで引退後はコーチ兼スポーツライター。アマチュア時代最後の1995年1月に地元神戸で行われた全日本選手権で4位。直後に自宅で阪神大震災に遭いながら冬季国体、ユニバーシアードに出場する。
「アメリカで一番有名な日本人は誰か」という質問をアメリカの野球場で野球ファンにしたところ、一番多かった答えがフィギュアスケートの「佐藤有香」だったというのはこの本の前書きの冒頭部分。2001年8月、デトロイトのコメリカ・パーク球場での結果です。
フィギュアスケーターの人生は奥が深い。選手だけでなく親やコーチや周囲の大人も巻き込む魔力がすごい。7年前の本ですが、十分読み応えあります。
《内容》
当時の日本人現役選手の日常の練習スケジュールなどを取材。
浅田真央、安藤美姫、荒川静香、村主章枝、恩田美栄、中野友加里、太田由希奈、本田武史
過去の世界のメダリストの子ども時代、現役時代、引退後の人生を紹介。
伊藤みどり、ミシェル・クワン、タラ・リピンスキー、クリスティ・ヤマグチ、エカテリーナ・ゴルディーワ、オクサナ・バイウル、佐藤有香、スルヤ・ボナリー、デビ・トーマス、サラ・ヒューズ、ルディ・ガリンドー
今川知子さんの回想記。幼稚園でスケートを始め、大学卒業でアマチュア引退。全日本上位にランクし国際大会も派遣されたまずまずの成績のスケーターの競技人生。
今川さんがスケートシーンに協力したNHKドラマ「てるてる家族」撮影裏日記。
巻末に「フィギュアスケート用語集」としてフィギュアスケートの技(ジャンプ、スピンほか)を写真入で解説。
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