今年（2022年・令和4年）10月から12月に開催するフィギュアスケートのローカル大会（地方競技会）の予定を調べています。
この時期のローカル大会は冬季国体、インターハイ（高校総体）、全中の県予選を兼ねる大会が多いのですが、今年度は高体連からの連絡で、インターハイの県予選は実施しないところもあります。
10月1日に開催するローカル大会「宮城県高等学校総合体育大会スケート競技会」の大会要項に、今年度のインターハイの事情が説明してありました。
▽宮城県スケート連盟 主催競技会 インデックス|Japan Skating Federation Official Results & Data Site|
▽第72回宮城県高等学校総合体育大会スケート競技会 大会要項（pdfファイル）
＜以下要項から引用＞———-
14，特記事項
今年度のインターハイは本来であるならば群馬県前橋市で開催される予定でした。しかし、群馬県より「開催取り消し」の通知が全国高体連にあり、その後、開催会場がなかなか決まらないという状況が続いていました。令和４年度の開催が絶望的になりつつある中、今年４月に埼玉県高体連より「大幅な縮小開催であれば引き受けてもいい」との連絡が入り、インターハイを開催出来ることになりました。
【令和４年度インターハイ 特別参加規程】※今年度のみ
日本スケート連盟特別推薦選手として参加選手を決定する。
《７級以上の男子２４名以内、７級以上の女子３６名以内》
下記①・②により決定する。
① 下記 A～E に該当する選手に参加資格が与えられる。
A 昨年度のインターハイ６位以内
B 昨年度の全日本選手権２４位以内
C 昨年度の全日本ジュニア選手権１２位以内
D 昨年度の全中３位以内
E その他、日本スケート連盟フィギュア委員会が推薦する選手
② ①以外の選手については、令和４年度開催の日本スケート連盟主催の６つのブロック大会（東北・北海道、関東、東京、中部、近畿、中四国九州）のシニア・ジュニアのショ
ートプログラムのスコアをもとに選抜し参加資格が与えられる。
———-＜引用終わり＞
要するに、今年度（令和4年度）のインターハイに参加できるのは男子24名以内、女子36名以内。
参加できるのは昨年度のインターハイ、全日本選手権、全日本ジュニア、全中の上位選手と日本フィギュアスケート連盟が推薦する選手。残りは今年のブロック大会のショートプログラムのスコアで参加者を選抜。
今年のブロック大会までの成績で決まるので、秋のローカル大会でインターハイ県予選をする必要が無くなりました。
ちなみに、令和3年度（2022年1月）のインターハイは女子124名、男子45名がエントリー。
男子は半分、女子は4分の1近くに減らされます。
女子124名だとショートプログラムだけで3日かかるし、会場だけでなく宿泊施設を確保するのも大変です。
コロナ禍の混乱期で、人数減らされても大会開催してもらえるだけありがたい。
▽公益財団法人 全国高等学校体育連盟 | 高校総体 インターハイ
◆日本スケート連盟
▼日本スケート連盟＞フィギュアスケートイベントスケジュール（大会予定）
国内競技会・国際競技会一覧
◆令和4年度 第72回全国高等学校スケート選手権大会（インハイ）フィギュア競技
期日：2023年1月16日（月）〜 1月17日（火）
会場：埼玉県上尾市・埼玉アイスアリーナ
インターハイの日程が2日間。
前回が2022年1月17日～21日の5日間だから、日程も半分以下に縮小しました。
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2022年（令和4年）秋～冬（10月・11月・12月）のフィギュアスケートローカル大会予定情報
▽2022-2023シーズン／フィギュアスケート国内大会日程・開催地（ブロック大会、全日本選手権ほか）
▽インターハイ「第71回全国高等学校スケート選手権大会（フィギュア競技）」大会概要（青森県青森市／2022年1月17日～21日）〈フィギュアスケート競技会情報〉
令和3年度の大会情報
◇令和3年度のインターハイ（フィギュア競技）参加資格
▽ア 共通の参加制限
① 令和 3 年 9 月 1 日現在、日本スケート連盟フィギュアスケーティングバッジテスト 6 級以上の資格取得選手であること。
ただし、女子選手については、下記「イ」の参加制限を課す。
② 出場は、1 校男女それぞれ選手 3 名、補欠 1 名以内とする。補欠との選手変更は、予選滑走順抽選までに文書で届け出た場合のみ認める。
③ 申し込み選手のほか、男女別に監督（引率責任者が兼任）1 名とし、コーチ（インストラクター）は参加選手 1 名に対し 1 名以内とする。
④ 都道府県代表特別枠
男子または女子において 6 級以上の資格による出場者がいない都道府県については、特別枠として男女それぞれ 1 名の選手の出場を 5 級取得者に限り認める。
⑤ 外国人留学生については、1 校男女各 1 名とする。
▽イ 女子選手の参加制限
参加数が 126 名以内となるよう、以下の条件で調整する。
① 各都道府県に 1 名の出場資格を与える。
② その他の出場枠に関しては、スケート専門部が別に定める算定基準にしたがい、配分する。
③ 開催県枠は最大で 6 級以上取得選手数の 4 分の 1 とする。